2014年1月28日火曜日

ルワンダに留学するべき10個の理由

題名を見てどう思われたでしょうか?

留学と言ったら欧米でしょ?アフリカはボランティアとか?援助の対象でしょ?危険な所でしょ?ルワンダと言ったらジェノサイドでしょ!とんでもない!

色々なイメージがあるかと思います。
私も最初は大きな不安と緊張のなかで初上陸を果たしました。
でも実際に行って見たら、本当に充実した留学生活でした!欧米に留学しなくてよかったとさえ思います。
ではなにがルワンダ留学で良かったんでしょうか?

①英語とフランス語の練習ができる!
首都キガリは英語がかなり通じます。地方でもどんどん英語話者が増えている昨今。
勿論欧米に留学しネイティブのような高いレベルの人と話すことは語学上達の一手ですが、アフリカで言語を勉強することには大きな利点があります。特に日本人にとって。

それは、、度胸付け!

シャイな日本人、文法は知っているけどどう話していいか分からない、今まで英語でコニュニケーションとあまり取ったことがない人でも、アフリカではfeel free! アフリカンイングリッシュは伝わればOKです!伝えること、聞くことを積極的にすることは語学上達に最適なトレーニングです!(スピードラーニングの広告みたいになった)

また数年前まではフランス語教育だったので、多くの人はフランス語を知っています。アフリカ人はネイティブよりゆっくり話すし、じっくり聞いてくれるのでとってもいい練習になります。特に私のようなフランス語中退者にはとても良いリハビリでした←

また、習ったことがなくこれから習いたい人にもルワンダはオススメ!なぜなら日本では1時間1500円はくだらないワンツーマンレッスンが200円あれば受けれるんです!
お金がなくてもそこらへんのルワンダ人に頼めば質は分かりませんが(笑)喜んで教えてくれます。


②治安が良い!!
治安が悪いと評判のアフリカ、、、
治安が原因でアフリカに旅行することも躊躇している人はいるんじゃないでしょうか?
しかし!その点
ルワンダは一味違います。もはやおかしいレベル。
まず忘れ物をしたら、走って届けてくれます。
泥棒が出たらみんなで捕まえに走ります。
私は今まで盗難にあったことは一回もありません。

男の人もクリスチャンが多いからか強引な誘いはありません。

もちろん自分で危機管理は必要ですが!

③外国人に優しい!
何故か外国人にとっても優しいルワンダ人。
バスに乗ってると話しかけてくるわくるわ。
少しでもルワンダ語話そうものなら大盛り上がり。
白人には植民地時やジェノサイドへの影響もあったので、批判的な目もあり、中国人には悪質な輸入品や態度などで毛嫌いする人もいるのですが、
日本人と分かるとかなりの確率で好意を見せてくれます。

いきなり道端の女性に肌や髪をほめられたり、
日本人の振る舞い方が好きと言われることも多し。
、、、率直に嬉しいですね。

④学生だと何かと得!
ボランティアやインターンと迷っている人も多いかもしれませんが、私は留学をオススメします。それはなぜか。
まず友達!
ボランティアやインターンだと、自分たちを助けに来た人たち、という見られ方をして、一歩引かれてしまうこともあります。しかし、学生だと他の生徒と完璧に対等な立場ですごすことになります。私は大学で大切な大切な友達が何人も出来ました。
大学の外でも、私が学生だというと「えっなんでルワンダなんかに留学きたの?w」という質問から話が弾み、友達になった人は数知れず。

そして、私は学生ということのおかげで、いろいろな面で得をしました。
例えば私はおごったことより奢られたことの方が断然多いです。
いきなり隣人の女性に、「なんかあなたにプレゼントしたいんだけど何がいい!?」とか言ってビールプレゼントしてくれたり。
知らない人がいきなりご飯やジュースおごってくれたり。
いつの間にか飲んでた牛乳代が支払われてたり。
だからといってその後誘ってくるわけではなく、じゃあ!と言って去っていくルワンダ人。かっこいいですね。(笑)

また私は学校の合間をぬって短期のインターンをすることもできました。ジェノサイド後の人々、加害者と被害者が協力し和解を進める活動を支援するNGOでした。色々なものを見て、多くのことを学び、ちゃっかり卒論の調査もでき、とても充実したものでした。

⑤アフリカ人と平和について語る経験!
国際問題、国際協力に興味ある。アフリカや紛争に興味がある。
某東京外◯語大学や、某模擬◯連に所属している人の中には特に多いんじゃないでしょうか。
でも例えば日本で紛争をディスカッションをしても、戦争を知らない私達の世代では何か物足りないかも?国際問題も他人ごとのような議論で終わってしまうのでは意味が無いんじゃ?と思ったり。

そう、遠い国だな、大変そうだなと思うだけでは何も変わりません。

アフリカ人とディスカッションする機会はそんなあなたに最適です。長い間紛争と向き合い、外部からの力、貧困と戦ってきた彼らがどのように考え、未来を語るのか。そこから得たことの大きさは計り知れません。

ルワンダはジェノサイドが20年前にあった影響で、平和について真面目に考えている人が多いです。

⑥キニャルワンダ語が喋れるようになる!!
これ本当にね。笑
喋れるようになってしまいますね。笑
でもキニャルワンダ語喋れるとか面白いですよね。笑

簡単な言語なので、初級から中級までは苦労せずに上手くなります。
少し喋れるとルワンダの人は大喜びしてくれます。「喋ってくれたお礼に」と田舎の本当に貧乏なおばあさんからアクセサリーをもらった時は感動しました。
私は語学教室に通ったわけではなく、一語一語、友達や道端の人、お店の人などに教えてもらいつつ勉強しました。
というわけで特に時間をいっぱいかけたり、お金を払ったことはないのですが、
数ヶ月前に話が全く通じなかった人々と会話が少しずつ通じるようになり、最終的には雑談、今日あったことを話したり真面目な話も少しは出来るようになりました。
その土地の人の文化に密着して生きる経験はなかなか面白いものです。

⑦アフリカンタイム
日本で死ぬほど忙しく働いているあなたに。
アフリカではTime is not running but walking.

⑧低コスト!
こっちは物価が安いので、節約すればかなり低コスト。
私は家賃5000円の寮でした。(食費光熱費水道費込)
10ヶ月で全合計65万位。
予定より安上がりだったので、タンザニアに行って遊びまくってキリマンジャロも登ってきました。

⑨いつでも留学できる
私の行っていたPIASSという大学ならいつから始めて何ヶ月通うか、自分次第で交渉できます。
更には時間割までも希望に合わせて動きます笑
タンザニアに行きたいと言った時にはそれにあわせて時間割や夏休みの終わる時期を融通してもらいました!

以上9こ、ざっくばらんにルワンダに留学してよかったと思うことを紹介してきました。
上記以外にも色々な良いこと、そして悪かったことがあります。いっぱい。

私は個人的に、もっと多くの人がアフリカに行って、その目で色々なことを見ることができたら、私がそうだったように自分の価値観が変わる程大きな経験が出来ると思っています。
なので少しでももし興味がわいたら紹介できるのでご一報下さいー。学籍、年齢はアフリカで関係ありません!英語も大丈夫!必要なのはノリと気合だけです。



皆さんもアフリカから学んでみませんか?!